妻だけＥＤって何？

ちょっとだけ、心理的に解説させてくださいね。
奥さんに欲情しなくなるというのは、ふたりの心理的関係が安定してきているということで、それ自体はわるいことではないと思うんですよ。こんなこと言うと、世の奥さんたちから叱られそうだけど、「愛してる」ということと「欲情する」ということは、明らかに別物なんですよね。
それでもやっぱり、エッチはしたいですよね。
そのためには、脳が「これは性的刺激だ」と感じることのできる刺激が必要になります。
「刺激」というのは、前回入力した刺激の1.2倍とか1.3倍のボルテージがないと、脳はそれを「刺激」とは受け取りません。刺激し続けるというのは、それだけ大変だっていうことですね。
夫婦の間でそんなことやってたら、それこそ「あそこの夫婦は変」ということになってしまいます。
「妻だけＥＤ」は、そういう意味では、自然な現象とも言えるわけです。
じゃ、どうすればいいか？　どんどん刺激をエスカレートさせていくのか？
私は、逆だと思います。むしろ、刺激をトーンダウンさせてしまうのです。ふだんから、エッチ・ボルテージを下げておけば、少しの刺激でも「オッ！」と思わせることができるようになります。
これを、心理学用語では「閾値を下げる」と言います。
つまり、ふだんはエッチの「エ」の字も匂わせないようにして、あるとき、フッとそれを漂わせる、という作戦です。
昔から言うじゃないですか？
「松の内、わが女房にほれ直し」
って。
これ、ふだんは見せない女房の艶姿にムラムラとなる――という意味なんですが、これで行ってみてはいかがでしょう。
長々と失礼しました。

妻だけEDなんて言葉があるんですね～
確かに結婚してしまうと色々とありますからね(^-^;